菌床ホダ木の製造
@培地の製造
広葉樹のオガ粉、米ぬかなどの栄養剤と水を混ぜて菌床ホダ木の元となる培地を作ります。
A培地の充填
完成した培地を計量しながら袋詰めし、機械で押し固め、円筒形に形成します。
1.1kgの培地が袋詰めされていきます。
B殺菌処理
袋詰めした培地を、高圧殺菌釜で殺菌処理します。
これにより、袋内の培地は無菌状態となります。
Cシイタケ菌の植菌
殺菌した培地をクリーンルーム内に移動し、雑菌が入らないように注意しながら、シイタケ菌を植え付けます。(培地の天面にのっているのが種菌です。)
D培養 その1
接種後、培養室内に移動した培地は、シイタケ菌糸が徐々に成長していきます。
E培養 その2
菌糸が培地に蔓延した状態です。この時点ではシイタケは発生しません。
更に培養する方法は・・・!?
1.袋内追培養菌床〜浸水発生方式
品種名:KAー1001
袋内でそのまま培養するタイプです。
写真1 袋内追培養菌床タイプ(袋内熟成方式)の培養工程
左:袋内菌糸伸長 中:菌糸蔓延時 右:培養終了時
KA−1001号 破袋発生(左)と浸水発生(右)
2.完熟樹皮化菌床〜連続発生散水方式
品種名:KA−2050号、KB−2010号
専用工場で製造出荷される完熟樹皮化菌床で、到着した日から栽培が可能です。
写真2 樹皮化菌床タイプ(破袋熟成方式)の培養工程
左:培養@途中 中:培養@終了時 左:培養A終了時
KA−2050号 KB−2010号